2021.08.12 腹を立てた時は、将棋盤を出して、棋譜を追います。 藤井聡太2冠は、名人、竜王、7冠まで取るだろう。 子供時分から、将棋好きのオジサンからよく将棋を指してもらった。 大山名人は倉敷出身で、たしか嫁はんが真備町の人だったように思う。 倉敷は縁台将棋が盛んな土地柄だった。 少しだけ... 続きをみる
倉敷市のブログ記事
倉敷市(ムラゴンブログ全体)-
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2021.07.10 本日も入りは、自分の事から、になる。 やはり、それなくして物事は始まらない。 臭いはすれども姿は見えぬ、まるでおヌシは屁のようなもの、になってはたまらないからだ。 自分の生家は、昔のごく普通の農家の造りで、屋内作業用の土間があった。 そこで両親は、いわゆる夜なべ仕事をしていた... 続きをみる
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2021.07.09 妻の実家のことばかり話して、自分の故郷のことはほとんど語っていなかった。 それを語らずして、この旅路に終わりはない、のはわかっている。 しかし、煩悶している。 明らかにする必要はない。 ここまでで、わかる人には分かるし、わからぬ人に、解ってもらおうとも思わない。 しかし、妻の... 続きをみる
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2021.06.21 20代の半ば、四国遍路横峯寺から石鎚山に登り、疲労困憊して家に帰り、死んだようになって横たわっていた。 「白目が黄色になっている」と指摘されて、倉敷の市民病院の診察を受けると、即刻、急性肝炎でその日のうちに入院、体中が黄疸で着ている寝巻がまっ黄色になった。 大人数の囲いも無い... 続きをみる
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2021.06.20 小川洋子の「博士の愛した数式」を読んでいる。 いつどんな場合でも、博士が私たちに求めるのは正解だけではなかった。 何も答えられずに黙りこくってしまうより、苦し紛れに突拍子もない間違いを犯した時の方が、むしろ喜んだ。 そこから元々の問題をしのぐ新たな問題が発生すると、尚一層喜ん... 続きをみる
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2021.06.19 いろんな用事・雑務に追われている。 その中に、役所の手続きというものがある。 これは残された者から、故人を想う時間を省いて、他の事に振り向けさせる、意外な妙法であるのかもしれない。 24時間、亡き者のことを想って、崩れていけるものでもない。 通夜、二日、三日と経ち、早や、初七... 続きをみる
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2021.06.02 自分の事ではないから、その時の感想があるわけではない。 歯の抜歯で、歯肉に麻酔をかけられた、針を刺されたチクリとした痛みと、周辺のしびれの感覚は残っている。 それのもっと大きな感覚だろうか。 全身麻酔ではない。 半身麻酔と聞いている。 アプトamputa切断の痛みは感じないだ... 続きをみる
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2021.05.31 日曜日は一日、田夫になって過ごした。 といっても、田や畑があるわけではない。 庭の一画、プランターに植えた、トマト、キュウリ、ナス、サヤエンドウなどの手入れ。 花壇の、咲き終わった草花の枯れを取り除き、新しい芽を促す、細かな作業。 花は咲いたらそれで終わりと考えていたら、古き... 続きをみる
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2021.05.30 よく寝た。 昨夜は、350mlのどごし生ビール一本で眠気が抑えられず、7時過ぎに風呂に入り、8時にはもう寝ていた。 湯船の中で寝落ちする者もあると聞くが、真実にそうなりそうだった。 3時過ぎに一度目覚め、麦茶でのどの渇きを潤して、また寝た。 いつもなら、それだけ寝ると起き出し... 続きをみる
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2021.05.25 いつもより1時間も遅く、目覚めたら5時を回っていた。 昨日は罪のない、色即是空、のような、字面のままの理解でキャッチボールをしたので、心地よい疲れで熟睡していた。 AとB、赤と黒、トムとジェリー、ワトソンとホームズ、右京と相棒、のように二つ揃うと急に親しみやすくなる。 その伝... 続きをみる
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2021.05.09 このMURAGONブログに参加してから、自分の目が開かれたような気がしている。 大げさに言えば、人を見る目、世間を見る目、が変わった。 以前にどなたかのブログに 井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さを知る があった。なるほどな、感嘆したものだ。 そして、ネットを開くと、実に... 続きをみる
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2021.05.08 ここ数日、歌がらみの記事を書いて、コメントも頂戴したりしたので、今日もそちらに向かいます。 カラオケ店に行ってまでして発散する、歌好きではないが、元々歌は好きです。 歌の嫌いな人はいない、嬉しいとき悲しいとき寂しいとき怒っているときでさえ気持ちを落ち着かせようとして突いて出る... 続きをみる
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2021.04.23 当初は、2週間の点滴入院のつもりであった。 それが、しばらく妻は家に帰って来ないとなると、とたんに時間を持て余す。 植えたばかりの、プランターのよちよち野菜の水やり、花壇や鉢植えの今を盛りの草花を愛でて時間つぶしをするのにも、限度がある。 構想段階の歴史小説も、独自の視点・思... 続きをみる
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2021.02.26 昨日、午後の入浴カーが帰って間もなくの事だった。 妻に湯冷ましの爽健美茶を飲まして、さあしばらくひと眠りさせようとしていると、 突然、音信不通であった息子から電話がかかって来て、 「オレ、帰る。家に帰る」になった。 「犬も連れて帰る」 それでしばらく家に滞在するのだとわかる。... 続きをみる
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2021.02.22 あまりの好天に、庭の鉢植えの土返し、水槽の金魚の苔取り・フィルター交換に気を散じることにした。 介護タクシーに乗る時に、玄関先に設置している彩りの小花がどれもみすぼらしくなっており、妻にそれを指摘されて、パンジーなど新たに6株購入した。 植木や草花は妻の趣味だったが、年経るに... 続きをみる
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2021.02.21 この家に住んで24年、となりは長い間ずっと畑地で、川沿いの遊歩道を歩く老若男女、犬の散歩・ジョギング・サイクリング、と人の営みの姿を眺めることができた。 しかし、とうとうその贅沢は失われて、昨年の夏に宅地に造成され、見る間に新築の家がいくつも建った。 庭からも、二階の窓からも... 続きをみる
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2021.02.17 妻の状態を専門医から認知症の症状ですと言われたわけではない。 2年も前、大学病院を退院するときに、状況判断のような問診のペーパーを広げられて、各種の項目にチェックされて、その一つ一つの受け応えに妻がスムーズに即答できないのを知った。 側で視ながら、高齢者の健忘症とはちがう、異... 続きをみる
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2021.02.16 足の甲の張れと赤味は見た目、変化は感じられない。 朝の起床時に「痛い」と訴えていたが、日中ほとんど気にならない痛みなのか、そのことが話題になることはなくなった。 昼の用意をしなければならないが、麺類を切らしていて口に入れる適当な食物がない。 「焼き飯でも作ろうか」と問うと「そ... 続きをみる
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2021.02.14 寝入りばなに、何か大きな揺れを感じて飛び起きた。 時刻を見ると23時08分、しばらく止む様子がなく揺れが続いた。 これは大きな地震だとわかり、急いで階下の妻の元に走った。 薄暗がりの中で、静かに寝ている。 あの揺れに気づかなかったのかと顔を覗き込むと、光るものが見えた。 「大... 続きをみる
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2021.02.13 病院で予約時間が過ぎても、診察の順番の受付番号がなかなか表示されないのに、我慢が切れそうになることがある。 一定の間隔で番号が切り替わっていると、呼ばれる時間が近づいていると安心できますが、表示された番号がまったく動かなくなって久しいと、段々苛々してくる。 前の人に時間がかか... 続きをみる
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2021.02.10 庭の駐車スペースに車が無いのは淋しいものだ。 1964年に免許を取って以来、車に乗らなかった期間はほとんどない。 ホンダのN360、三菱ミニカ、マツダキャロル、シビック、サニー、カローラと乗り継いで行った。 都会に出て必要を感じなかったので数年は乗らなかったが、すぐにまた乗り... 続きをみる
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2021.02.09 妻が「監察医朝顔」というテレビを見ている間に風呂に入る。 夜10時には就寝させるために、その前に風呂に入っておくというわけだ。 今年の冬は「旅の宿」という入浴剤を見つけて、各地の温泉地巡りをしているつもりになっている。 格別温泉に行きたいという欲求があるわけではないが、テレビ... 続きをみる
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2021.02.08 起床時に足の甲の腫れが引いていて、皺ができているようなのを話すと喜んでいたが、それには足首に枕を敷いて浮かせて寝かせたせいもあったかもしれない。 しかし、ベッドからの移動、車いすに乗せてテーブルに向き合うなり、 「足が痛い」という。 「そうか。腫れは引いているのに別の痛みかな... 続きをみる
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2021.02.05 診察、超音波、診察、血液採取など続いて、昼時になったので病院のレストランで食事をして帰ることになった。 御膳箸を使えなくなって久しいので、フォークに替えてもらったが、家にあるのと違ってゴム輪が付いていないのでこれもうまく使えない。 フォークの腹に乗せようとしてうまくできず、突... 続きをみる