ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

死者に鞭打たない、は万国共通

2022.07.10 
少し涼しくなったので、庭の草刈りをした。
手ハサミで平らに、チョキチョキ。
長く伸びると、臆病なジュエは外に出て遊ばない。
室内がラクチンラクチンの安心だー。


白昼、銃殺された安倍元総理は閃光のような出来事であったようだから、
何が起こったのか理解する間もなく、何を言い残すこともなく、あの世に逝った。
それについては無念の極みであった、だろう。
常日頃、元総理の視界にも入らなかったであろう、風采の上がらぬただの老青年が、絶大な権力者の元総理大臣を手製の銃で撃ち殺したという衝撃に震えるものを感じる。
多くの、身の覚えのある者たちの心胆を凍らせたに違いない。


死者に鞭打たないが万国共通の礼儀であろうから、
国内外から安倍元総理を褒め称えるのは当たり前として、風采の上がらぬただの老青年もまた、安倍長期政権が長く治めたこの国の民の一人であったことを、忘れてはならないだろう。
なんでもかんでも、言論の自由を封殺したと声高に話すのは、多数の正義に迎合した、都合の良い政治家・コメンテーターの常套句だ。
この事件を境に、忖度とか何とかの政権に都合のいい高等弁明が無くなることを願う。
あのような死に方をした、安倍晋三元総理には、やはり黙祷を捧げたいと思う。
犯人は極刑に処されないのではないか。
彼を極刑にしても意味がない。

庭の八朔が、今年は沢山、実を付けて育っている。

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