ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

2022年1月のブログ記事

  • どんど焼きのあと

    2022.01.27  子供時分は、正月気分も終わったどんど焼きのあとに、公民館に集まって「まんめいどー、ちんちんこー」と発声したように記憶している、今考えるとたぶん「なんまんだー南無阿弥、さんまいだー三昧」の子供仕様のお経文であったのかもしれない、大きな藁縄の注連縄を皆で回し合いながら、大声て詠... 続きをみる

  • 声に出して読みたい日本語

    2022.01.15  やることもなく、片付けでもしようかと、電話台の下の棚に立てかけてあるノート類、訪問介護の連絡帳とか自治会報とか市の案内冊子など整理していると、その中に妻の日記ノートを見つけて、感じ入ってしまった。 そこら辺りは普段、妻の手の届く片づけ範囲で、自分が永年、触っていない。 アラ... 続きをみる

  • 昭和天皇崩御のことを思い出した

    2022.01.07-2 今日のsentoporiaさんの記事で愛子内親王、夕方のテレビニュースで佳子さま武蔵野御陵参拝、そこから昭和天皇崩御のことを思い出した。 1989年1月7日、自分の44歳の時だった。 その日の新聞記事、週刊誌を保存していた。 いつの日か、それを振り向く時が来る、そんな想い... 続きをみる

  • 早朝の雪景色、汚れちまった悲しみに

    2022.01.07 数年に一度の雪景色を目の当たりにして、つい雪にちなんだ話になる。 今老人の諸子の多くが教科書で読んだ記憶が有るだろう、 トンネルを抜けると雪国だった(川端康成) 汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる(中原中也) トンネルに感動したものではないが、汚れちまった悲しみは多... 続きをみる

  • 1月3日は妻の誕生日、昼間はジュエと二人きり、

    2022.01.03 隆達小唄というものが有る。 或るブロガーさんに余計な世話をしてやろうと思って、二・三紹介する。 最初にこれが出るのに驚いた。 1、 君が代は千代に八千代にさざれ石の岩ほと成りて苔のむすまで 2、 おもひ切れとは身のままか誰かは切らん恋のみち 21、いかにせんいかにせんとぞいは... 続きをみる

  • 明け七十七歳、静かな正月を迎えた。

    2022.01.01  旧年師走いっぱい、かつてない小説書きに専念できた。 家の用事、その合間に机に向かっている。 いや、小説書きの合間に、室内床拭き、玄関扉、門扉などの水拭きをして清々としている、と言った方が正しい。 昨年は妻と二人で正月元旦を迎えた。 何があったわけでもない、雑煮を作って妻に食... 続きをみる