ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

中世 吉備路のブログ記事

中世 吉備路(ムラゴンブログ全体)
  • 遊びをせんとや生まれけむ

    2021.06.09 遊びをせんとや生まれけむ、中世に流行った今様の謡いです。 中高の頃の、歴史か古典かで学んだ記憶があります。 テレビでもやっていた。 松山ケンイチの清盛 松田翔太の後白河天皇 伊東四朗の白河法皇、 どちらかといえば、年齢的にも顔相的にも、伊東法皇になる。 貴族の真似をしようと考... 続きをみる

  • 頭が疲れているので、ロクなことしか思い浮かばない

    2021.06.06 朝一番に、昨日のブログの修正削除をした。 時間をかけて、一人一人重複しないように書いたものが、一瞬に掻き消されたのには、やはり力が抜けた。 代わりに添えた文章は、俵長者とかネズミの恩返しとかの童話の原型であったように記憶しているが、ウロ覚えのまま書いたので信頼はおけない。 内... 続きをみる

  • 多種多様のブログが、すべて無料で読める

    2021.06.05 昨日は雨で、退屈な金曜日(毎日が日曜日)していたら、みんな読み応えあるブログばかりで楽しかった。 おかげで、屈託もなく、心の洗濯ができた。 あくまで文を主としている、読者登録の方たちのみ、昨日一日の記事にしぼったので、洩れた方はあしからず、時系列順に並べた、ファン感想文です。... 続きをみる

  • ヨカッタ、ヨカッタ、の一日

    2021.06.01 何はなくとも、まずは一献、 杯を頭上に掲げて、オメデトウゴザイマス、ヨカッタ、ヨカッタ、と唱えてやりたい。 1時過ぎに9F病棟に着き、2時15分に病室を出て4Fの手術室に向かい、その入り口で別れて、いつでも電話のつながるようにして病院内で待機すること暫し。 2時間も経て、そろ... 続きをみる

  • 土の色、土の匂い、それは即ち、人の色、人の匂い、

    2021.05.31 日曜日は一日、田夫になって過ごした。 といっても、田や畑があるわけではない。 庭の一画、プランターに植えた、トマト、キュウリ、ナス、サヤエンドウなどの手入れ。 花壇の、咲き終わった草花の枯れを取り除き、新しい芽を促す、細かな作業。 花は咲いたらそれで終わりと考えていたら、古き... 続きをみる

  • 子供たちに母親と対面させる

    2021.05.30 よく寝た。 昨夜は、350mlのどごし生ビール一本で眠気が抑えられず、7時過ぎに風呂に入り、8時にはもう寝ていた。 湯船の中で寝落ちする者もあると聞くが、真実にそうなりそうだった。 3時過ぎに一度目覚め、麦茶でのどの渇きを潤して、また寝た。 いつもなら、それだけ寝ると起き出し... 続きをみる

  • 正邪混交を目指しているような

    2021.05.16 昔の艶笑小噺です。 夜中にふと目覚めると、うす明かりの隣の部屋から何やらうごめく気配がする。 「コン! コン! あ、フン、あ、フン」という声が聞こえ、そのうち障子に黒い影が映って、上下に揺れ動いている。 ぴちゃぴちゃと、何かを舐める音まで聞こえて来る。 キツネだ! キツネがロ... 続きをみる

  • 身体の不具合など、いかほどのことあらんや。

    2021.05.15 長男が連れて帰った愛犬のジュエを見ていると、なんとはなしに気持ちが落ち着く。 あれは太古から人間の住むところに棲みついた、共生動物であるとの思いが、安心感を生んでいるからだろう。 その上に、愛玩用に交配された犬種であるジュエは、まことにもって愛らしい。 電話が鳴り、話している... 続きをみる

  • ポタリ、ポロリ、は椿の花などの落ちる様を言う

    2021.05.14 よそ見をして、ユ―チューブの音楽や映像に魅入っていると、自分が何をしているのか分からなくなって来る。 迷い路に踏み込んでいる、との自覚がある。 呑気に余生を楽しんでいる場合ではない、自分は自分、他人は他人、の意識を保ち続けなければならない。 安んじることは、難くなく、幸せの国... 続きをみる

  • あいにくの雨の中をやって来たのだから

    2021.05.13 年初めにオープンした、近頃評判だという、介護ショップに行ってみた。 なんということか、オープン以来、一度も休んだことがないのに、 本日休業します の張り紙が出ている。 系列の小説ショップの方は本日も開いています、とにっこり笑って案内している。 あいにくの雨の中をやって来たのだ... 続きをみる

  • 外には黒滔々たる闇が広がっている

    2021.05.12 恐れていたことが現実になった。 大学病院の4月分請求額、24日間の入院費のことである。 今日、爽健美茶を届けた折に、手渡された。 入院するときの誓約書に署名している。 個室料金18000円+消費税、であるのは承知している。 別途食事代他で、一日1000円少々かかる。 妻は介護... 続きをみる

  • 妻の居ない日常生活に飼い慣らされていく

    2021.05.10 退屈も通り過ぎると、普通の常態になる。 今回の妻の入院も、早やひと月を越えた。 二週間ほどの点滴入院のつもりが、二倍三倍にもなるのはいた仕方がない。 それだけ厄介な症状であるということ。 一度だけ病室に入れたときに見た、妻の足指は、ジュクジュクとした褥瘡で、指裏には黒い斑点が... 続きをみる