ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

相模原市のブログ記事

相模原市(ムラゴンブログ全体)
  • 闇雲に畏まらない、委縮しない、

    2021.05.17 係留されたボートのロープが外れた、凧の糸が切れた、そんな精神状態にも似て、昨日はつまらないことを書いてしまった。 削除しようかと思ったが、それをやってしまうと反省ばかりで、これまたつまらない無味乾燥なブログになってしまう。 妻が不在であるので、どうしても物寂しくて、気ままな竹... 続きをみる

  • 正邪混交を目指しているような

    2021.05.16 昔の艶笑小噺です。 夜中にふと目覚めると、うす明かりの隣の部屋から何やらうごめく気配がする。 「コン! コン! あ、フン、あ、フン」という声が聞こえ、そのうち障子に黒い影が映って、上下に揺れ動いている。 ぴちゃぴちゃと、何かを舐める音まで聞こえて来る。 キツネだ! キツネがロ... 続きをみる

  • 身体の不具合など、いかほどのことあらんや。

    2021.05.15 長男が連れて帰った愛犬のジュエを見ていると、なんとはなしに気持ちが落ち着く。 あれは太古から人間の住むところに棲みついた、共生動物であるとの思いが、安心感を生んでいるからだろう。 その上に、愛玩用に交配された犬種であるジュエは、まことにもって愛らしい。 電話が鳴り、話している... 続きをみる

  • ポタリ、ポロリ、は椿の花などの落ちる様を言う

    2021.05.14 よそ見をして、ユ―チューブの音楽や映像に魅入っていると、自分が何をしているのか分からなくなって来る。 迷い路に踏み込んでいる、との自覚がある。 呑気に余生を楽しんでいる場合ではない、自分は自分、他人は他人、の意識を保ち続けなければならない。 安んじることは、難くなく、幸せの国... 続きをみる

  • あいにくの雨の中をやって来たのだから

    2021.05.13 年初めにオープンした、近頃評判だという、介護ショップに行ってみた。 なんということか、オープン以来、一度も休んだことがないのに、 本日休業します の張り紙が出ている。 系列の小説ショップの方は本日も開いています、とにっこり笑って案内している。 あいにくの雨の中をやって来たのだ... 続きをみる

  • 外には黒滔々たる闇が広がっている

    2021.05.12 恐れていたことが現実になった。 大学病院の4月分請求額、24日間の入院費のことである。 今日、爽健美茶を届けた折に、手渡された。 入院するときの誓約書に署名している。 個室料金18000円+消費税、であるのは承知している。 別途食事代他で、一日1000円少々かかる。 妻は介護... 続きをみる

  • 真犯人ではなかった、ジュエ

    2021.05.11 現場百篇、という名言がある。 行き詰ったときの、犯人捜索のベテラン刑事たちの会話によく出て来る言葉で、たしかにそれは当たっている。 ときたま見ている、「相棒」の右京さんは現場を一度しか見なくても、たいてい真実を見落とさない。 初見の印象を大切にしていて、再見はすでにいろんな情... 続きをみる

  • 妻の居ない日常生活に飼い慣らされていく

    2021.05.10 退屈も通り過ぎると、普通の常態になる。 今回の妻の入院も、早やひと月を越えた。 二週間ほどの点滴入院のつもりが、二倍三倍にもなるのはいた仕方がない。 それだけ厄介な症状であるということ。 一度だけ病室に入れたときに見た、妻の足指は、ジュクジュクとした褥瘡で、指裏には黒い斑点が... 続きをみる

  • 白樺派の「ヘチマ」の絵のようになる

    2021.05.09 このMURAGONブログに参加してから、自分の目が開かれたような気がしている。 大げさに言えば、人を見る目、世間を見る目、が変わった。 以前にどなたかのブログに 井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さを知る があった。なるほどな、感嘆したものだ。 そして、ネットを開くと、実に... 続きをみる

  • 『シャレコーベの唄』

    2021.05.08 ここ数日、歌がらみの記事を書いて、コメントも頂戴したりしたので、今日もそちらに向かいます。 カラオケ店に行ってまでして発散する、歌好きではないが、元々歌は好きです。 歌の嫌いな人はいない、嬉しいとき悲しいとき寂しいとき怒っているときでさえ気持ちを落ち着かせようとして突いて出る... 続きをみる

  • ああ、日本のどこかでわたしを待っている人がいる

    2021.05.07 昨夜のNHKテレビで、「いい日旅立ち」「シクラメンのかほり」を、裏話とともに見て、実に感動した。 特別に誰のファンというわけでもないし、たまたま聞いたらその歌手のファンになる程度の演歌好きだが、山口百恵の「いい日旅立ち」は、あれはいつ聴いても涙腺がゆるんできて、いつしか頬がぐ... 続きをみる

  • ICTル、

    2021.05.05 スマホの扱いにだいぶ慣れてきた。 数日前だったか、数週間前だったか、テレビのバラエティニュース番組の中で取り上げていて、驚いたことがある。 それは、和歌山ドンファン殺しの犯人元若妻逮捕、の下り、 決め手が、元妻から提出されたスマホの履歴から、というもので、局アナのケイタイ履歴... 続きをみる