ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

李白の詩 三度、下し文を読めば、

2021.08.01 
昨日は、扇情的なタイトルを掲げたにも関わらず、niceして下さった皆様、ありがとうございます。
読んで欲しいなと思っているお方はみんな、niceを残してくれていて、感激した。
メル友募集、では平凡すぎて、あえて愛人という言葉を使わせてもらった。
妻を亡くして、忌が明けたばかりの爺が、愛人募集、では顰蹙ものだろうが、
何もすべてが、清廉、潔斎、聖人である必要はない。
人間には直截な情愛表現がある。


李白の「長千行」のつづき
漢詩はインスピレーションで解読してください。


十六君遠行 十六 君 遠行す
瞿塘灔澦堆 瞿塘 灔澦堆     地名なので飛ばせばいい
五月不可触 五月 触るべからず  五月は水かさが増して危険
猿声天井哀 猿声 天井に哀し
門前遅行迹 門前 遅行の迹(あと) 門前に思いを残して出て行った
一一生緑苔 一一 緑苔を生ず 


苔深不能掃 苔深くして 掃う能わず
落葉秋風早 落葉 秋風 早し
八月胡蝶来 八月 胡蝶 来たり
双飛西園草 双び飛ぶ 西園の草に
感此傷妾心 此に感じて 妾が心を傷しめ
坐愁紅顔老 愁に坐りて 紅顔 老いたり


早晩下三巴 早晩 三巴を下らば
預将書報家 預め書をもって 家に報ぜよ
相迎不道遠 相迎えて 遠きを道(い)わず
直至長風沙 直ちに至らん 長風沙に


この詩を読んで、どうやったら愛人募集の発想になったか、
三度、下し文を読めば、自分のブログを読んでくれている方なら解かります。


写真は