ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

妻の、埋葬許可書というものにサインした

2021.05.29 妻の、埋葬許可書というものにサインした。
昨日も、手術前の麻酔科、整形外科の医師の説明を聞きに病院に行き、そこで何枚もの書類に署名した。
前回、2年半ほど前にも同じ説明を聞いて、その中に埋葬許可書というものにサインを求められて驚いたことがある。
生きている人間の、部位とはいえ、埋葬許可書である。
大きさによって、料金が違う。
「1万円から2万円ほど用意していただけたら」
切断した足を惜しんで持ち帰る家族は居まい。
市の焼却場に運ばれて処分される。
「骨はどうされますか」
「要らない」
病室で、そんな会話が交わされるので、聞いている当人の想いは如何ばかりかと思うが、かえって覚悟が定まるものかもしれない。
麻酔、切断、それぞれの万一の場合の処置方法、全力をあげて手術に当たるが、高齢者、基礎疾患、ということで万々一のことが起こらないとも限らない、説明を受けた。
そういった重々の説明の後で、埋葬許可書、が最後に出た。
病院で亡くなるお方も珍しくないだろう。
裏口の方から、特別車両に乗らざるを得なくなった、入院患者も居るはずだ。
妻の場合、今回、右足膝下がその車に乗ることになる。


※今朝、5時過ぎ、パソを開けて驚嘆する出来事があった。
眼を疑った。
昨日5/28のアクセス数の表示が、3692、と出ている。
いつもは100、少々なのに、
5月の月間アクセス数でもなさそうだから、一日だけのまぼろしかもしれない。
誰かがどこかで、爆弾を仕掛けてくれた、のかな?


写真は、ノー天気なジュエ