ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

「痛いよ、何するんだい、ヘタクソ‼」

2021.03.06 大学病院、血液検査の結果が芳しくなく、強い抗生剤の投与がさらに必要、来週の検査の数値次第で1週間ほどの点滴入院になる、と皮膚科の若い女医から脅された。
ちなみに、今回通院した時系列の検査結果のプリント


CRP定量 基準値 0.14以下 単位 mg/dl
1.40(2/4)  2.70(2/12)  0.89(2/19)  6.06(3/5) とあり、


2月19日の数値が良好であったので、2週間間隔を空けての3月5日の通院。
傷み止めは継続、新たに細菌の感染を抑える レホプロキサシン500mg 服用となった。
単純にmg比較すると、前回までのマイシン50mgの10倍の500mgである。
「痛い」は妻の錯覚でも試覚でもなく、真実であったことが判明した。
あいかわらず、足の張れと赤味は退いていない。
余談だが、病院での血液採取に毎回、人の数倍の時間がかかる。
妻の血管は、針を刺されるとなると内奥深くに逃げて行き、専門の血液採取看護士が探り当てるのに四苦八苦している。
血液に針を刺すことを永年繰り返してきたので、腕は痣だらけのように黒ずんでいる。
もっとも針を刺される本人はまったく平然として、看護師の「すみませんねえ」に「いえいえ慣れています」と応えているので安心だ。
これが、時々見かける、老爺、老婆の声を張り上げて、
「痛いよ、何するんだい、ヘタクソ!」と叫ぶようになっては少し心配。
夕方、アマゾンから5日発売の「文学界」が届いていた。
それを最初に書かなかったので、ご推察通りです。
しかし、あちらの求める感性とこちらの感性が合わなかっただけ、
明石の浜の阿古屋貝、離れ離れがくっつくためにはもっと恋愛が必要というわけです。
「くだらない、何書いているんだい、ヘタクソ」と評価されたようで、やや忸怩たる想いがあって、WEB「鳥に化る」に決意表明した。
今の世にはアンタッチャブルなテーマであろうとも、それがおじじの通って来た道、
今後は妻の介護と創作にいっそう邁進します。
この介護日誌も注目され始めたのか、最近アクセス数が増えて、昨日は特別に多かった。
ありがとうございます。


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