ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

奇怪な老人に成りきって

2021.04.19 病院に、来るべき退院の時のための携帯酸素ボンベを持って行き、駅から歩いて帰るときに、「タネ屋」の店先に野菜の苗木が出ていたのを見つけて、各種求めた。
行きはヨイヨイ、帰りはコワイ、の逆でちょうど手が空いていた。
トマト桃太郎、ナス、キュウリ、ミニトマトの4種類を各二本ずつ。
一株380円×8本、袋代10円の3050円。
結構な金額だが、毎年の楽しみ代と思うことにしている。
プランターの土床はすでに準備できている。
日曜日で病院の見舞いは午前10時からオッケー、
バスの出発時刻にすべて順調に間に合ったので、昼食を済ませて家に帰ったのは、まさに中天の頃。
すぐにプランターに向かい、種類ごとに植えた。
これらに、サヤエンドウが加われば、我が家のおやつ野菜の需要に十分な供給源となる。
ミニトマトとサヤエンドウは毎年成功しているが、桃太郎とナスキュウリはたいてい原価割れになる、それもこれも育てる楽しみと思えば高い買い物ではない。
せっかくなので写真に撮った。


ところで、話はまったくアポロ宇宙船の彼方に飛んで行く。
朝、起きるとパジャマを脱ぎ、乾布摩擦というのではないけど、必ず上半身を、胸、腹、上下左右にこする。
そして、やおら下も脱ぎ落とし、股関節、リンパに沿って、幾度もこすり圧す。
誰に教わったわけでもない、我流の気の鍛錬、
寝室に一人、だからできる、摂理に逆らおうとして、奇怪な老人に成りきっているのです。