ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

準備はできた、さあ病院へ‼

2021.02.04 今日は朝早くから、お出かけの準備で忙しい。
昨日、結局クリニックの医師に来てもらい、足の指裏にできている黒い斑点の正体を確かめるべき、大学病院の皮膚科専門の先生に診察してもらうことになった。
しばらく行っていないので予約は取れない、外来診療に並ぶことになった。
クリニックの紹介状を書いてもらい、介護タクシーの手配をして、しばらく外に出ていない、何を着て行くかで迷っている。
年をとっても、病人になっても、衣装選びは、女の楽しみなのだろう。
昨日までは黒い斑点の正体に恐々としていたのに、今は戸外の空気に触れる喜びで、痛みはどこかに置き忘れているようだ。
針の孔、蟻の一穴から、大事になるのはよくある傍証だ。
油断していたわけではない、近くの皮膚科に通い、塗布薬やら服薬やら処方してもらい、それでも大きな黒く固い皮膚の壊死から免れることができなかった。
そうならないための、蜂窩織炎の初期症状と見たてての大騒ぎだ。
室内のベッドと車いす移動だけの、圧倒的に動きの少ない身体だ。
足の裏にも指先にも、血が通うに必要な運動が足りていない。
リハの療養士に週に1時間だけ来てもらっているが、それも年が明けてからは足首には触らないようにしていた。
どんな診断になるか、少しだけ不安ではある。
昨日は水曜日で、昼間フリーになるはずだったが、それどころではなかった。
電話がかかって来た折、熱海のホームに見学の約束をしていたが、それも昨日断った。
この件はしばらく頭から消すようにした。
出かける前の、つぎはぎの間に、パソコンに向かっている。
正月2日から始めて、毎日書く習慣になってしまった。
どんな心境で始めたものやら、恐ろしいことでもある。


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