ひげ爺の今は〇〇となりにけり。

初期の老々介護日誌から、思い出の記、艶笑小咄、別サイトで歴史情話など掲載

俄然、やる気になった。

2021.05.24 昨日は午後からずっと小説を書いていた。
鮮やかな大輪の花に、ハッと虚を突かれて、触発されるものがあったのだろう。
その花の名前がアマリリスであると親切に教えてくれた、ブロガーのお方にまずお礼のコメントを返信して、夜から今朝までに更新してあるブログに目を通してniceを入れ、今日の分を書いている。
小説は30枚の短編、現代もの。
ここのブログで毎日2~3枚書く訓練をしているので、お茶の子さいさい、だ。
自分の傾注する主力は、歴史もののつもりだが、それは書く内容がほとんど寝た子を起こすようなもので、それが現代に適応しているとも思っていない。
無用の産業廃棄物、だと思っている。
それでも、廃棄物の中にもまだまだ使える、貴金が紛れているはずと考えて、同梱の歴史ものを連載している次第です。
3月に、一人、江の島、鎌倉に行ったときに感じた想い、それを小説にした。


 大仏ももの想うかや春の海 見仰ぐるまでの空の青さよ


この歌が、痛いほど自分の気持ちを表しているので、気に入り、「空の青さよ」をタイトルにした。
すべての無名群像が抱く、自分の書いたものは名作だと錯覚する、その轍を踏まないように、十分に表現に気を遣い、構成に推敲を重ねて、書き上げた。
30枚だから全編すぐ目が通る。
毎日ヤットウの稽古をして、どこぞの道場破りをしてやろうと、今から腕をすぶしている。
百日参篭を繰り返して行けば、必ずや、願掛け地蔵も片目をつぶってウインクしてくれるだろう。
30枚の短編も、20個も書けば、長編になる。
俄然、やる気になった。


写真は、長谷大仏